皮膚ガンの症状と原因とは?

皮膚ガンの症状と原因とは?

近年、オゾン層破壊などで紫外線の増加が問題視され、皮膚ガンも注目度が高い病気となりました。
皮膚ガンは、その名の通り皮膚にできるガンです。
皮膚は、表皮や真皮、皮下組織などから構成されています。
表皮は、角層や顆粒層、有棘層や基底層といった細胞が重なってできている、薄い組織です。
基底層という一番底の1層が分裂して有棘層となり、この部分は数層になって表皮の大部分を占めます。
その後、顆粒層に変化していって最後に最表層の角質になるのです。
しみのもとになるメラニン色素は、基底層にあるメラニン細胞から出てきます。
真皮には細い血管や神経が通り、ほとんどがコラーゲンでできています。
体毛はその下の皮下組織から生えており、汗腺や脂腺は真皮から表皮にかけて存在します。
このように、皮膚は一見薄く単純に見えますが、実はさまざまな組織や層からできているのです。
皮膚ガンも、発生した部位などによって、いろいろな種類に分けられます。
最も多い皮膚ガンに、基底細胞ガンというものがあります。
表皮の一番底になる、基底層を形成している基底細胞から発生します。
原因は解明されていませんが、紫外線ややけどなどが原因になると考えられています。
顔によく出来るガンで、大きくて形のくずれたほくろのようになり、潰瘍になることもあります。
通常は外科手術で取り除きます。

早い段階できれいに取り除くことができれば、再発率も転移率も、大変低いガンです。
特に、高齢者の顔にできたほくろが変形しながら大きくなってきた場合は、早めに皮膚科で診てもらいましょう。
その上の有棘層にできるのが、有棘細胞ガンです。
これも皮膚ガンの中では多いガンです。
やはり紫外線が原因のひとつにあげられますが、慢性的な刺激や慢性炎症なども原因となります。
ほくろ状ではなく、びらんしたり潰瘍になったりする、皮膚と同系色の腫瘍になります。
このガンも、外科の切除手術を行って取り除きます。
まれに転移することもあるので、注意が必要です。
他にも、皮膚ガンの一種に、ボーエン氏病や日光角化症があります。
ボーエン氏病も有棘細胞のガンです。
赤くざらざらした湿疹のようなものが、皮膚にできて広がります。
最初は、表皮の中だけのガンですが、放置するとどんどん深いところまで侵入していきます。
日光角化症は、長期間日光に当たった場所にできるガンの前段階の状態です。
高齢者の顔や首などにできることが多いガンです。
さらにパージェットガンという皮膚ガンもあり、乳首などにできるものは乳ガンとして扱われますが、同じガンが陰部や腋にもできます。
60代以降の男性に好発するガンで、一見湿疹やたむしに似ていますし、発生する部位も同じなので、見分けがつきにくいガンです。

しかし、再発や転移も少なくない、怖い皮膚ガンと言えるでしょう。
以上のように、皮膚ガンにはさまざまな種類があります。
以前やけどをした場所や、何度も潰瘍ができた場所、紫外線を過度に浴びた場合などは、リスクが高くなります。
もし、ほくろや潰瘍、しっしんができて様子がおかしいと思ったら、要注意です。
針でつついたりカミソリで削ったりすることは、絶対にやめましょう。
早い対応で完治するガンも多いですので早めに皮膚科の診察を受けられることをおすすめします。

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